東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、大阪府内で新型コロナウイルス特措法に基づく「まんえん防止等重点措置」の適用が検討されていることを受け、同日予定していた大阪府内の聖火リレーに関する取材案内およびランナーリストの公表を延期することを発表した。
組織委は「聖火リレーの実施のあり方については、引き続き地元自治体と緊密に協議を行い、できるだけ早く決定をした上で速やかに公表できるよう努めてまいります」とコメントした。
この日、大阪府の吉村洋文知事(45)は「まん延防止等重点措置」が適用された場合について「大阪市内の聖火リレーは中止すべき」と発言。14日に行われる同市内の聖火リレーでは淀屋橋、NTT西日本本社ビル、大阪城公園(大阪府庁前)などを通り、大阪市中央公会堂でゴールする予定となっている。