さらに親しまれる「小浜温泉病院」に 節目に名称変更

公立新小浜病院から名称を変更した「公立小浜温泉病院」=雲仙市小浜町

 雲仙市小浜町の公立新小浜病院を運営する雲仙・南島原保健組合(管理者・金澤秀三郎市長)は1日、同病院の名称を「公立小浜温泉病院」に変更した。医療体制は変わらない。
 同病院は島原半島の中核病院の一つで、老朽化に伴い、現在地に移転新築し昨年3月に診療開始。2011年から指定管理者を務めている医療法人社団苑田会(本部東京)が、今年4月1日に契約を更新した。
 同組合は、病院新築と指定管理者更新の節目として病院名を変更。小浜温泉街に近い立地で、院内で足湯を活用したリハビリも実施していることから、名称に「温泉」を盛り込んだ。
 管理者の金澤市長は「さらに親しまれる病院となるよう地域の皆さまの健康を第一に考え、日々進歩する医療の整備に努める」と抱負を述べた。

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