【カーリング】男子・世界選手権が開幕 日本は1勝1敗スタート

世界選手権で戦う日本代表(C)JCA IDE

来年の冬季・北京五輪出場枠を懸けたカーリング男子世界選手権が2日、カナダ・カルガリーで開幕。1次リーグ初戦で日本代表のコンサドーレはドイツを8―5で下したが、2戦目はカナダに5―8で敗れた。

ドイツ戦では、いきなり第1エンド(E)に4点を先制。第6E終了時に1点差まで迫られたがが、第7Eに2点、第8Eに1点奪い、突き放した。スキップ・松村雄太(31)は「内容よりも勝つことが大事だと思っていた。その点で言うと、内容もついてきたいいゲームだったので、僕たちにとってはかなりいいスタートだと思う」と手応えを口にした。

カナダ戦は、第5E時点で2―2と一進一退の攻防を繰り広げたものの、第6Eに4点を取られた。日本は第7Eに2点を返すも、第8Eに2点を許した。リード・阿部晋也(41)は「ミスが続いてしまったEがあった。そこで相手に上手くやられたのが響いた」と悔しさをにじませた。

今大会には、14チームが出場。1回戦総当たりの1次リーグを行い、上位2チームは準決勝に進出。3~6位は準決勝進出を争うプレーオフに挑む。また、1次リーグを突破した6チームが北京五輪の出場枠を獲得する。

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