【Jリーグ】横浜M痛恨ドロー エウベル初ゴールも指揮官「あれだけのチャンスで1点では」と不機嫌

ポステコグルー監督

J1横浜Mは3日、本拠地で湘南と対戦し、1―1のドローで連勝は3でストップした。上位進出をもくろむ中、貴重な勝ち点3を逃し、アンジェ・ポステコグルー監督(55)は険しい表情を見せた。

横浜Mは前半から主導権を握るもシュートがポストに嫌われてゴールが奪えない。迎えた後半20分に途中出場のMF天野淳(29)からパスを受けたゴール前のFW前田大然(23)がボールを落としたところをFWエウベル(28)がダイレクトボレー弾をマーク。エウベルは来日初ゴールで先制に成功。その後、好機を演出しながらもゴールネットを揺らせないでいると、30分に失点し、そのまま引き分けとなった。

再三のチャンスをつくりながらも、勝ちきれず痛恨のドローで4連勝を逃した指揮官は怒りをにじませた仏頂面で「勝てる試合でした。勝ち点3を取れる試合だった」とし「チャンスをつくった中でゴール前のシャープさが足りなかった。エリア内のところで決定力がなかったというところ」とコメントした。

さらにエウベルの来日初ゴールについて聞かれても不機嫌そうに「良いことだが、全体的に、攻撃陣のところは満足していない。もっとアラートできた。あれだけのチャンスをつくって1点では十分ではない」と手痛いドローに不機嫌だった。

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