【競泳】“本命” 大橋悠依 女子400m個メ優勝「五輪選手になれるのはうれしい」 

2位の谷川(左)と健闘をたたえ合う大橋悠依

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会初日(3日、東京アクアティクスセンター)、女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、日本記録保持者の大橋悠依(25=イトマン東進)が4分35秒14で優勝。派遣標準記録(4分38秒53)を突破し、初の五輪切符を勝ち取った。

午前中の予選は全体1位となる4分38秒94をマークした大橋。この日2本目のレースは「予選よりもしっかり上げて、よければ32秒台とかでいきたい」との言葉通り、序盤から攻めの泳ぎを見せ、前半200メートルを2分10秒89で折り返し、後続を体1つ分引き離した。後半も他を寄せ付けず、そのまま先頭でフィニッシュした。

レース後、大橋は「純粋に五輪選手になれるのはうれしい」と笑顔を見せた上で「タイムは満足していないが、少し硬さが出た。夏の本番で結果を残せるように強化したい」とさらなる飛躍を誓った。

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