3日のDDT・千葉2AWスクエア大会で、KO―D無差別級王座戦(11日、東京・後楽園ホール)を控え、王者・秋山準を挑戦者・男色ディーノが強烈に挑発した。
この日、ディーノはシングル戦で秋山率いる「準烈」メンバーの岡谷英樹と対戦。試合では男色エクスプロイダーで岡谷を追い込み、最後はリスククラッチ式エクスプロイダーの形からリップロックでKOしてそのまま拉致した。
するとディーノは、秋山が出場したメインのタッグ戦後に岡谷を抱えて登場。秋山と向き合うと半ケツで大の字の岡谷を指さして「シンプルに4月11日、秋山準はこうなる! あるわけないことが起こるのよ、DDTで!」と言い、岡谷の肛門に突っ込み、さらにその中指を突き立てて挑発。秋山の心配をヨソに岡谷は「掘られました…」とだけ言い残した。
その後ディーノはバックステージでも「ワタシが勝つなんて幻想? ワタシは20年近く、そんな幻想でやってきてんだ。ちょっとでも(勝つ可能性が)あったらいい。そのちょっとでもという夢をかなえます」と不敵に笑う。
対する秋山は「プロレス30年やってきてて、最後(岡谷のような)あんな感じになったら、俺の30年が吹き飛ぶ」と強気だったが、「だんだんアイツの世界に引き込まれているんじゃないか?」と警戒心を強めていた。