冨安健洋の負傷交代にボローニャ監督怒り 代表戦出場で疲労蓄積「割りを食うのはクラブ」

3月25日の国際親善試合・日韓戦で肘打ちを受け倒された冨安

日本代表DF冨安健洋(22)が所属するイタリア1部ボローニャのシニサ・ミハイロビッチ監督(52)が怒りを爆発させた。ボローニャは3日(日本時間4日)、インテルとのホーム戦で0―1の敗戦。冨安は右サイドバックで先発出場したが、前半34分に負傷交代する事態となった。

これについて指揮官はイタリアメディア「スカイ」のインタビューに対し「14―0で勝てるような相手に冨安がプレーする必要はあったのか。何の意味があるのか。もちろん、モンゴルに敬意を払う必要はある。でも、結局、割を食うのは我々クラブなんだ」と不機嫌そうに語った。

冨安は3月25日の国際親善試合・日韓戦にフル出場し、3―0の勝利に貢献。中4日で迎えたW杯アジア2次予選・モンゴル戦も先発して後半26分までプレーした。そこから長距離移動を挟んで中3日でのインテル戦。疲労蓄積は明らかだった。

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