周辺自治体「寝耳に水」 新田原にF35B配備

政府が最新鋭戦闘機F35Bの配備先として調整に入った航空自衛隊新田原基地=4日午後、新富町

 政府が新富町の新田原基地に最新鋭ステルス戦闘機F35Bを配備する方向で調整に入ったことが明らかになった4日、基地周辺自治体の首長からは「寝耳に水」「説明を聞いていない」など、困惑や不満の声が上がった。地元との情報共有を巡っては、日米共同訓練における国の情報提供の遅れなどを受け、3月末に基地周辺2市3町と県、国で情報共有を図ることを確認したばかり。首長たちはF35B配備について、丁寧な説明を求めていく考えを示した。

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