J1柏のU―24日本代表DF古賀太陽(22)にとっても貴重な経験となったようだ。
同代表の一員として先月26日、29日には同アルゼンチン代表と対戦し、南米レベルを肌で実感。5日のオンライン取材では「プレースピードや強度は明らかに差があるなって感じた。実際に1試合目はそこの差が結果に出たと思う」と反省点を口にした。
ただ、悲観はしておらず「ポジティブに捉えるとそこの差を知れた。自分の立ち位置を知れたのは一番の収穫だったと思っている。個人的な部分でも球際のところでもまだやれていたっていう感覚はある。そこは自信にしていい」と前を向く。
その上で「課題としては前に絡んでいくところが明らかに出た。一緒に組んだのが(MF)相馬勇紀(24=名古屋)くんだったんですけど、縦に速い選手なので、そこにどう絡んでいくかってところは、もう少しプレーパターンっていうか、その辺の自分の幅は広げていかないと。今後五輪まで時間がないので(代表に)絡んでいくってなると、そこは改善しないと難しい部分」と危機感を募らせる。
さらなる高みへ、ここで立ち止まるつもりはなさそうだ。