【競泳】女子200m自由形優勝の五十嵐 派遣記録届かずも800mリレーで五輪代表決定

決勝のレースを終え、タイムを確認する五十嵐

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第4日(6日、東京アクアティクスセンター)、女子200メートル自由形の決勝は、五十嵐千尋(25=T&G)が1分57秒47で優勝を果たした。個人での派遣標準記録は突破できなかったものの、800メートルリレーでの選考基準を満たし、2大会連続の五輪代表を勝ち取った。

レース後は「個人の派遣(記録)を狙っていたので悔しい。落ち着いてレースができたが、緊張でアップからガチガチだった」と言い、上位4人によるリレーの派遣標準記録にも及ばず「もうちょっと前半からみんなを引っ張っていければよかった」と反省が口をついた。

400メートル自由形を回避してまでこの種目に注力した分、悔しさは大きいが「でもまだ100が残っているので、それに懸けたい。明日からはもっとスピードを上げて臨みたい」と7日からの100メートル自由形に向け必死に前を向いていた。

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