スペイン1部レアル・マドリードの次期会長選挙の候補が、当選した際の仰天プランを明かした。Rマドリードでは今年会長選が控えているが、フロレンティーノ・ペレス会長の対抗馬と目される実業家のエンリケ・リケルメ氏がスペインのラジオ局「コペ」に対して自身が就任後のチーム計画の一端を語った。
「ジネディーヌ・ジダン監督は私のチームの監督ではないだろう。スポーツ部門は別の戦略で、別の監督のプロフィールを考えている」と現指揮官を解任すると断言。そのうえで「私は個人的に(ユルゲン・)クロップ監督が大好きだ。(Bチームの)ラウル(・ゴンザレス)監督はとてもうまくやっている。彼らを評価することになるだろう」とイングランド・プレミアリーグの名門リバプールを率いる名将の招へいや、クラブのレジェンド指揮官の内部昇格案を披露した。
リケルメ氏が本命視するクロップ監督はリバプール退団の可能性が取りざたされており、それが現実となればアタックを仕掛けることになりそうだ。
とはいえ、会長選は現職のペレス会長が断然有利な状況。対立候補にとっては〝クロップ監督招へい〟を逆転の切り札にして支持を得たいところだが思惑どおりにいくか。