過去最高全国3位 田上市長に報告 長崎商業高女子ソフト部

田上市長に結果を報告し、今後の抱負を語る小島主将(右)=長崎市役所

 3月下旬に栃木県で開かれた第39回全国高等学校女子ソフトボール選抜大会で過去最高の3位となった長崎市立長崎商業高の女子ソフトボール部が5日、市役所を訪問。田上富久市長に結果を報告し、今後の抱負を語った。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年の大会は中止。選手らは、出場できなかった悔しさを胸に練習に励んだ。3月24日、準決勝で佐賀女子短期大付属佐賀女子高(佐賀)と対戦。0対3で敗れたが、創部55年の歴史で最高全国16強の壁を乗り越えた。
 3年の小島あかり主将(17)は、準決勝の最終回で1アウト満塁までチャンスを広げたが、もう一打が出なかったことを敗因に挙げ、「(試合を通して)新しい課題が見つかった。次は日本一を目指して頑張りたい」と決意を語った。田上市長は「一試合一試合が選手にとって宝物になったはず。インターハイでも長崎に良いニュースを届けてほしい」と激励した。

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