楽天・三木谷浩史会長  五輪開催に反対表明「一生懸命生きているのはアスリートだけではない」

三木谷浩史

楽天の三木谷浩史会長兼社長(56)が7日、ツイッターを更新。東京五輪・パラリンピックについて私見を述べた。

三木谷氏は「僕ははっきり今年の五輪開催はあまりに、リスクが高すぎると思っており、反対です。アスリートの方々には本当に申し訳ないけど、一生懸命生きているのはアスリートだけではないので」と明言した。

2月にも三木谷氏は東京五輪・パラリンピックの延期を考えるべきではないかとの趣旨をツイートしていたが、改めて強調した形だ。

別のツイートでは「僕は『政府はオリンピックではなく、ファイザー以外のワクチンの緊急承認、接種普及に全力を尽くすべきだ。プライオリティがおかしい。』と思う」と日本国内のワクチン接種の遅れに苦言を呈していた。

三木谷氏のツイートには「命より上はないです」「自国でワクチンが作れなかったのが致命的だと思います」「リスクが高すぎるってその根拠は?」「プロ野球がやってるのに、オリンピックだけはダメなんですか?」など様々な意見が寄せられていた。それだけ関心の高い話題ということだろう。

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