中心メンバーの悲劇を乗り越えて再来日を果たしたSHINee(シャイニー)

2年6カ月ぶりに活動を再開した韓国の男性グループ・SHINeeが、9日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション(Mステ) 3時間スペシャル」に出演する。

各メディアによると同番組への出演は約10年ぶり。メンバーのオンユ、キー、ミンホが兵役を終え、2月にリリースした7枚目となるフルアルバムの収録曲「Don’t Call Me」をパフォーマンスするという。

ミンホは「前回よりも成熟した姿をお見せしたいです。華やかで強力なSHINeeを期待してください」と意気込み。キーも「ツイッターのリアルタイムトレンドのランキングに名前を入れたいです!」と目標を掲げ、テミンも「僕たちSHINeeならではのステージを準備したので、たくさん期待してください!」とコメントを寄せたという。

東方神起らと同じ事務所に所属し、2008年に韓国でデビューし、11年に日本デビューを果たした。

「日本デビュー当時、事務所としては、契約問題でメンバーが分裂してしまった東方神起の後釜として、日本で爆発的な人気になるように売り込みかけていた。なかなか東方神起ほどの人気とはいかなかったが、クオリティの高いパフォーマンスで多くのファンを獲得した」(音楽業界関係者)

2017年には日本単独公演数が通算100回に達し、2014年から5年連続で東京ドーム公演を開催しているが、17年12月に悲劇が襲った。メンバーのジョンヒョンさんが27歳の若さで自ら命を絶ってしまったのだ。

翌年1月には、ジョンヒョンさんが生前制作していた遺作アルバム「Poet|Artist」の音源が公開され、翌日にはCDも発売された。天国でジョンヒョンさんも見守っているだけに、Mステで最高のパフォーマンスを見せてほしいものだ。

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