昨季全休のRソックス・ロドリゲス 2年ぶり登板で白星

【レッドソックス7-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

レッドソックスは新型コロナウイルス感染に起因する心筋炎で昨季を全休したエドゥアルド・ロドリゲスが今季の開幕投手を務める予定だったが、左肘の炎症により登板を回避。そのロドリゲスがようやくメジャーのマウンドに戻ってきた。日本時間4月8日に28歳の誕生日を迎えたばかりのロドリゲスは2019年9月29日以来587日ぶりとなる復帰登板で5回79球、被安打4、奪三振7、与四球0、失点3の力投を見せ、白星を手にした。

ロドリゲスは2点を先制してもらった直後の1回裏、先頭のセドリック・マリンズにヒットを許すと、二死後にライアン・マウントキャッスルに1号同点2ランを被弾。その後のピンチを切り抜け、2回裏と3回裏は三者凡退に抑えたが、4回裏一死からペドロ・セベリーノに1号勝ち越しソロを浴びた。しかし、5回裏を三者凡退に抑えると、6回表に味方がフランチー・コルデロのタイムリーなどで2点を奪い、逆転に成功。ロドリゲスは勝利投手の権利を得た。

レッドソックスは7回表にJ・D・マルティネスのタイムリー二塁打などで2点、8回表にもエンリケ・ヘルナンデスの1号ソロで1点を追加し、リリーフ陣がオリオールズの反撃を封じて7対3で勝利。この結果、ロドリゲスに1勝目(0敗)が記録された。アレックス・コーラ監督は「今日の試合は打撃や守備ではない。エドゥアルドがもたらした勝利だ。彼のおかげで勝てた」と2019年に19勝を挙げた左腕の復活に大喜び。なお、6回途中7安打4失点のオリオールズ先発マット・ハービーが1敗目(0勝)を喫した。

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