エンゼルス延長戦制す 大谷は5打数1安打1打点1四球

【エンゼルス7-5ブルージェイズ】(延長11回タイブレーク)@TDボールパーク

ブルージェイズの本拠地開幕戦はフロリダ州ダニーデンのTDボールパークで行われた。試合は5対5の同点で延長タイブレークに突入し、エンゼルスが11回表にデービッド・フレッチャーの2点タイムリーで勝ち越して7対5で勝利。エンゼルス6番手のジュニア・ゲラが2勝目(0敗)、7番手のライセル・イグレシアスが2セーブ目を記録し、ブルージェイズ6番手のライアン・ボルッキが1敗目(1勝)を喫した。

エンゼルスがグリフィン・キャニング、ブルージェイズがロス・ストリップリングの先発で始まった一戦は、序盤から点の取り合いとなり、2回を終えて3対3の同点。5回表にマイク・トラウトの3試合連発となる3号ソロでエンゼルスが勝ち越したが、ブルージェイズは6回裏にキャバン・ビジオの2号ソロとブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリーで2点を奪い、逆転に成功した。しかし7回表、エンゼルスはデクスター・ファウラーのヒットと盗塁などで二死三塁のチャンスを作り、大谷翔平のタイムリーで同点。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、エンゼルスが熱戦を制した。

大谷は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、ファーストライナー、空振り三振、ライト前タイムリー、四球、ファーストゴロで5打数1安打1打点。今季の成績は打率.280(25打数7安打)、OPS.933となった。なお、ジョー・マドン監督は大谷がマメの影響により日本時間4月12日に予定されていた次回登板を回避することを発表。同13日から始まる敵地でのロイヤルズ3連戦、もしくは同17日から始まる本拠地でのツインズ3連戦のどこかで登板する見込みであることを明らかにした。

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