【WWE】〝グラミー賞歌手〟バッドバニーが「レッスルマニア」でデビュー戦! 

ブッカー・T(左)とともにパフォーマンスを繰り広げたバッド・バニー (C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

WWE最大の祭典PPV「レッスルマニア(WM)」ではこれまでに数多くのアーティストやセレブリティが登場してきた。

音楽業界からスヌープ・ドック、Run DMCやキッドロック。俳優業界からはミッキー・ローク、アーノルド・シュワルツェネッガー。スポーツ界からはロブ・グロンコウスキー(NFL)やシャキール・オニール(NBA)。ボクシング界からはマイク・タイソンやフロイド・メイウェザーなど、スポーツ&エンターテインメント各界から試合やセコンド、ライブパフォーマンスなどで祭典に花を添えている。

今年の「WM37」では米国ポップ・クイーン、ビービー・レクサ(31)が愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を斉唱することが決定。さらに今年グラミー賞を受賞したプエルトリコ出身アーティスト、バッド・バニー(27)がWWEデビュー戦としてダミアン・プリースト(38)とタッグを組んでザ・ミズ(40)&ジョン・モリソン(41)と対戦する。

2016年にシングル「Diles」でデビューしたバッド・バニーは20年2月に2作目のソロアルバム「YHLQMDLG」をリリースして全米2位を記録すると、音楽界で最も権威ある第63回グラミー賞では同アルバムで「ラテンポップ・アーバンアルバム賞」を受賞。

さらに同年11月にリリースされた3作目のアルバム「El Ultimo Tour Del Mundo」の収録トラック「Booker T」のミュージックビデオではWWEで活躍し、現在コメンテーターを務めるブッカー・Tが出演した。

21年1月のPPV「ロイヤルランブル」ではバッド・バニーが「Booker T」のライブパフォーマンスを本人と共に披露しWWEに初登場。バニーの人気に目をつけたミズがブッカー・Tに隠れてコラボレーションの提案をしたが、これを拒否したバニーに腹を立てたミズはバニーのDJブースを破壊する。

怒りに火がついたバニーはロイヤルランブル戦の最中ミズにダイブ攻撃を放ち、レスラーとしてのバニーが覚醒した。

さらに同年2月のロウでは戸澤陽からピンフォールを奪って24/7王座を戴冠すると、3月には抗争するミズとギターショットの応酬を展開。「WM37」での対戦が決定したが、ミズ&ジョン・モリソンがバニーの愛車ブガッティに落書きした上に2人がかりで襲い掛かった。

すると、バニーと行動を共にするダミアン・プリーストがこれに怒ってタッグ戦を要求。これをミズ&モリソンが受諾して最終的に2チームがタッグ戦で激突することが決定した。

PPV「レッスルマニア37」は日本時間11日、12日の朝9時から2日間に渡りWWEネットワークで配信。バニー&プリーストとミズ&モリソンのタッグ戦は日本時間11日に行われる。

さらにJSPORTSオンデマンド他ではPPV「レッスルマニア37」の日本語実況版(カイリ・セインがゲスト解説)を日本時間14日、字幕版を同18日から配信開始することが決定している。

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