エンゼルス快勝 大谷は3点二塁打&3号ソロで4打点!

【エンゼルス7-1ブルージェイズ】@TDボールパーク

右手中指のマメの影響で日本時間4月12日に予定されていた登板を回避することになった大谷翔平(エンゼルス)だが、打棒には全く関係なかった。2回表二死満塁のチャンスで迎えた第2打席でフェンス直撃の3点タイムリー二塁打を放つと、5回表の第3打席ではリードを5点に広げる3号ソロ。これはメジャー通算50号という節目の一発にもなった。大谷の活躍もあり、エンゼルスは7対1で快勝した。

定位置の「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、空振り三振、3点タイムリー二塁打、3号ソロ、レフトフライ、センターライナーで5打数2安打4打点の活躍。今季の打率は.300、OPSは1.044へ上昇した。エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは6回93球を投げて被安打3、奪三振9、与四球2、無失点と安定したピッチングを披露。1勝目(1敗)をマークし、エンゼルスで先発投手に白星がついたのは今季初めてとなった。

一方のブルージェイズは、オープナーのデービッド・フェルプスのあとを受けて2番手として登板したT・J・ゾイクが大誤算。守備の乱れに足を引っ張られた部分もあったが、エンゼルス打線に捕まって7点を失い(自責点は3)、1敗目(0勝)を喫した。主砲テオスカー・ヘルナンデスを新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触の疑いで欠いた打線にも元気がなく、わずか5安打。8回裏、暴投の間に1点を返すのが精一杯だった。

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