エンゼルス投手陣崩壊で大敗 大谷は今季2本目の三塁打

【エンゼルス1-15ブルージェイズ】@TDボールパーク

悪天候により開始が2時間半以上遅れた一戦は、エンゼルスの投手陣が打ち込まれ、ブルージェイズが15対1で大勝。前日までの連敗を4でストップした。エンゼルス先発のホゼ・キンターナは2回裏に制球を乱し、四球3つ、暴投1つに味方のミスも絡んで大量7失点(自責点は5)で早々にノックアウト。2番手のハイメ・バリアも2回6安打7失点とブルージェイズ打線の勢いを止められなかった。

エンゼルスの大谷翔平は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席でカーブを上手く拾ってライトへ今季2本目となる三塁打。その後は見逃し三振、セカンドゴロ、空振り三振に倒れ、4打数1安打で今季の打率は.294、OPSは1.039となった。3回表の攻撃中にジョー・マドン監督が退場となったエンゼルスは早々に試合を諦め、5回裏開始時に主力のマイク・トラウトとジャスティン・アップトンが途中交代。10点ビハインドの4回表にアンソニー・レンドンの1号ソロで1点を返すのが精一杯だった。

一方のブルージェイズは、先発のスティーブン・マッツが試合開始遅延のなかでも集中力を切らすことなく、6回5安打1失点と安定したピッチング。2番手トミー・ミローンは終盤の3イニングを1安打無失点に抑える好投を見せ、打線では2番ボー・ビシェットが5打点、9番ジョシュ・パラシオスが4安打4得点の見事な働きを披露した。好投したマッツに2勝目(0敗)、ミローンに1セーブ目が記録され、キンターナは1敗目(0勝)を喫した。

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