【WWEレッスルマニア】IC王座戦は謎のナイジェリア戦士乱入でアポロ・クルーズが新王者に

アポロ・クルーズは謎のナイジェリア戦士(左)の乱入により、インターコンチネンタル王座を奪取した(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ11日(日本時間12日)発】WWEの祭典「レッスルマニア37」2日目大会が当地のレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催され、インターコンチネンタル王座戦ナイジェリアン・ドラムマッチは挑戦者アポロ・クルーズ(33)が、謎の巨人護衛隊戦士の乱入により王者ビッグE(35)から3カウントを奪取。新王者となった。

挑戦者の母国ナイジェリアの大型ドラムがリングサイドに設置され、凶器の使用は自由という何だかよく分からない異色ルール。いきなり両者は竹刀でチャンバラ合戦を始め、エプロンに立った挑戦者に王者がスピアーを決めて試合をリードした。

勢いづいたビッグEは首負傷で欠場に追い込まれる原因となったスチール製階段を持ち出し、挑戦者をエプロンから真っ逆さまに転落させ、机をリング上にセットする。ここは逆にクルーズが机上スプラッシュ弾を狙うが自爆。勝負に出た王者が必殺のビッグエンディング(変型顔面砕き)を決めた。

3カウントは必至と思われたが、ここで206センチの巨体を誇る謎のナイジェリア護衛隊戦士が乱入。王者に高角度チョークスラムを決めると、そのままクルーズがカバーに入り、大波乱の王座交代劇となった。巨人戦士は旧名ダバ・カトと思われるが、今後も波乱を巻き起こしそうだ。

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