「機動戦士ガンダム」映画新作が完成 「GのレコンギスタⅢ」の7月公開も発表

映像でメッセージを送る富野由悠季監督(左)

映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(5月7日公開)完成報告&「GUMDAM TOPICS 2021」が13日に東京・港区のZepp Diver Cityで行われ、第1部の「GUMDAM――」に本広克行総監督、田中佑和監督、小形尚弘プロデューサーが出席した。

第1部ではシリーズ関連作品が発表された。

ガンプラ40周年記念映像として、現在、公式ユーチューブチャンネルで第1話が配信開始された「ガンダムビルドリアル」は実写+CGを使用した作品で、ガンプラバトルをテーマにした高校生たちの青春群像劇。本広総監督は「20年ぐらい温めていた企画です。スケジュールが合わなくて、後輩に譲っちゃいました」と話す。

譲られた形の田中監督は「大事にした部分はSF過ぎないというか。その2、3年後には実現するんじゃないかというSF感を大事にしました。あとはガンダムファン以外の方にも届くように、青春部分も描くようにしました」と話した。

今後も様々なカスタムガンプラが劇中に登場する予定。第2話は4月26日から配信予定。

また、映画「GのレコンギスタⅢ 宇宙からの遺産」(富野由悠季監督)の7月26日公開&キービジュアルも発表。富野監督からのメッセージも届けられた。

最後は実物大の動くガンダムを見ることができる「GUMDAM FACTORY YOKOHAMA」の新情報も発表。映画「閃光――」とのコラボ作品、オンラインバックヤードを視聴できる「Misson 0(ゼロ)」(有料)なども発表。本広総監督は「きょうはハリウッドの実写版ガンダムの発表もありましたので、盛りだくさんです。すごい時代になりました」と驚いていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社