【ボクシング】尾川堅一のIBF世界Sフェザー級王座決定戦は6月にドバイで

尾川堅一

ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦は、ランキング3位の尾川堅一(33=帝拳)と1位のシャフカッツ・ラヒモフ(26=タジキスタン)とで6月10日、もしくは17日に、UAEのドバイで行われることで両陣営が合意した。

同王座は、王者だったジョセフ・ディアス(28=米国)が2月13日にラヒモフを相手に防衛戦を行った際の前日計量をパスできずにはく奪された。さらに試合は引き分けで王座が空位となったため、IBFはランキング最上位のラヒモフと2番目の尾川(2位は空位)に対戦指令を出し、12日(日本時間13日)までに両陣営が合意に達した。

尾川は2017年12月にラスベガスで行われたこの王座の決定戦で判定勝ち。だが、禁止薬物の検査で陽性が判明して無効試合となった。

それでも当時のことを「マンダレイベイ(ラスベガス)の興奮は忘れません」と振り返る尾川が、今度こそきっちりベルトを取ることに期待がかかる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社