ハッスルプレーが光った。巨人の梶谷隆幸外野手(32)が14日の中日戦(東京ドーム)に「3番・右翼」で先発出場。2号2ランを放つなど、5-1と快勝したチームの勝利に貢献した。
3点リードの3回一死二塁、勝野の4球目・143キロの直球を力強くとらえて右翼スタンドへ。「いい感じで捉えられたので、入ってくれるかなって感じでしたね」と振り返る15試合ぶりの一発で価値ある追加点を奪い取った。
5回に迎えた3打席目では右腕に死球を受けた。それでも痛がる様子は見せず、直後の岡本の打席では得点にこそつながらなかったものの見事に今季4つ目となる盗塁を決めた。6回の守備からは大事を取って交代したが、試合後は笑いながら「(交代理由は)僕も分からないです。全然大丈夫ですよ! 全然全然、平常です」と言い切った。
復調をアピールした梶谷が、3連勝と波に乗るチームをさらにけん引していく。