トットナムが崩壊寸前…モウリーニョ監督解任論浮上、孫興民とケインも退団か

名将モウリーニョ監督もいよいよ窮地(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの強豪トットナムが今夏激震に見舞われそうだ。

現在リーグ戦で7位と苦戦を強いられているトットナムでは、ジョゼ・モウリーニョ監督(58)の解任論が浮上。英紙「デーリーメール」は欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃した場合は今季終了後に監督を更迭するとしたうえで「トッテナムは来季のモウリーニョの代わりとしてヌノ監督(47)をターゲットにしている。経営陣はポルトガル人監督がウルバーハンプトンで行ってきた仕事を高く評価している」と報じた。

監督だけではない。米メディア「アスレチック」は「FWハリー・ケイン(27)は必ずトッテナムを去ろうとする。そして問題は、他の主力選手たちも大挙離脱が予想されるという点だ」と予測した。

「ケインのパートナーであるFW孫興民(※ソン・フンミン=28)も未来(残留)は確認できない。MFハリーウィンクス(25)、DFダビンソン・サンチェス(24)、MFライアンセセニョン(20=ホッフェンハイムに期限付き移籍中)、MFムサ・シソコ(31)なども移籍の可能性がある」と多数の選手に退団が浮上している現状を報じた。

名将に両エース、ベテランや期待の若手までチームの根幹を成す選手たちの大量退団となれば、クラブは危機的状況に陥りそうだ。

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