【東京五輪】釈明も間に合わず…二階氏発言「中止も選択肢」が世界各国に拡散

二階幹事長

自民党の二階俊博幹事長が15日、TBSのCS番組収録で、7月に開幕する東京五輪・パラリンピックについて、新型コロナの感染状況次第で「中止も選択肢の1つ」と発言。後に釈明したが、すでに世界各国で〝中止〟の文字が報じられている。

米CNBCや英ガーディアンは「とても無理ならやめないといけない」「五輪で感染症を蔓延させたら、何のための五輪か分からない」など二階氏が言及したことに触れ、「日本の与党幹部が中止も選択肢と発言」などと報道した。

また、仏フランス24や中国各メディア、インドネシアのジャカルタポスト、韓国・中央日報…と次々に日本の与党幹部が「中止」の二文字に触れたショッキングなニュースを報じた。

二階氏は、この日午後「何が何でも開催するかと問われれば、それは違うという意味で発言した」と釈明したが、時すでに遅し。世界が「やっぱり中止の可能性があるんだな…」と思ったのは間違いない。

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