今度こそ本目覚める!? 巨人・岡本和が4試合ぶり適時打「打ててよかった」

4試合ぶりに適時打を放った巨人・岡本和

若大将に4試合ぶりの快音だ。巨人・岡本和真内野手(24)が16日のDeNA戦(横浜)で先制2点適時二塁打を放った。

両軍無得点の3回一死二、三塁から岡本和は相手先発・坂本の失投を見逃さなかった。真ん中付近に吸い込まれてきた146キロ直球を逆らわずに打ち返し、火の出るような打球で右中間を破って走者を一掃した。

岡本和は11日の広島戦(マツダ)で遅ればせながら今季1号をかっ飛ばし、いよいよ波に乗っていくのか…と思いきや、この日の第1打席まで再び12打席連続無安打と沈黙していた。打率も1割台に低迷したままだが、不振なりにコツコツと打点を伸ばし、2ケタの「10」に伸ばした。

「回してくれたチャンスを何とかしようと思っていました。打てて良かったです」と安堵の表情の若き主砲。今度こそ上昇気流に乗っていきたいところだ。

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