連敗脱出へ向け、鯉の主砲が本領発揮の勝ち越し３ランをお見舞いした。広島の鈴木誠也外野手（２６）が５試合ぶりに一発をマークした。
１６日の中日戦（バンテリン）に「４番・右翼」で先発出場。１ー１で迎えた３回一死一、二塁で相手先発・松葉の１４２キロ直球を捉え、左翼席へ４号３ランを叩き込んだ。
鈴木誠は「打ったのはストレート。チャンスだったので、ランナーを還すことができて、（先発）遠藤の援護点につながって良かったです」と安堵の表情。これで自身通算１５０本塁打まであと２本に迫った。
安打は１１日の巨人戦（マツダ）以来となる３試合ぶり、本塁打も９日の巨人戦（同）で菅野からソロを放って以来となり、このところバットが湿りがちだったが、スカッとする一発となった。
前日までチームは３試合連続完封負け。しかし、初回に菊池涼が先頭打者アーチを放ち、チームの３２イニングぶりの得点をマークすると、主砲もこれに続き、ここまでのうっ憤を晴らすような一撃で勝ち越しに成功した。
