新鮮 初物トマト店頭に 例年より早い出荷 上越市大道福田あるるん畑

 JAえちご上越が運営する上越市大道福田のあるるん畑で15日から、トマトの出荷が始まった。今冬の豪雪により栽培ハウスに被害が出たが、例年より1週間程度早く店頭に並び、買い物客が次々に買い求めていた。

例年より早く店頭に並び始めたトマト。16日は開店から40分で売り切れるほど人気だった

 同店によると、現在は上越市内の「久保田農園」「竹内園芸」が出荷。16日は開店から約40分で売り切れるほどの人気だった。亦野潤一店長によると、豪雪によるハウスへの被害の他、雪消えが遅く植え付けも遅れたが、3月から一気に気温が上昇し、例年4月下旬からの出荷が早まったという。

 ハウストマトは6月まで出荷が増え、その後は露地栽培のものに替わってゆくという。亦野店長は「新鮮で体に良い初物トマトを食べ、多くの人に元気になってほしい」と勧めた。

 同店は17、18の両日、「思いやり宅配送料割引DAY」を実施。あるるん畑の商品計30キロまでの送料が、全国各地(離島除く)500円(クール代は別)となる。5月以降も15日と27日に行う予定。

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