品川祐 監督作品のクランクアップで「初めて泣いた」

監督を務めた品川祐

お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐(48)が17日、自身が監督を務めた映画「リスタート」(7月16日から)の沖縄国際映画祭上映イベントに登場した。

同映画は、北海道・下川町と吉本興業がSDGs(持続可能な開発目標)推進における連携協定を結び発足したプロジェクトで制作された作品で、クラウドファンディングで募った資金で制作された。

品川は「脚本作りはそんなに苦労しなかった。すらすらっと書けた。(ストーリーが)自分と重なってる部分もあったのかな」と振り返った。

一方で、撮影には苦労したようで「めちゃくちゃ大変だった。不眠不休で1週間とか寝ずにみんなで撮り切った。スタッフの人たちもクラウドファンディングに参加してくれたことに感動して、クランクアップの時に初めて泣いた。汗と涙が詰まっている」と語った。

最後に「今は元気出しましょうとか軽々しく言える状況じゃないけど、この映画をきっかけに明日から元気にがんばれるような映画になれたらと思う。僕も行けるときは劇場に行こうと思っているので、気軽に声をかけていただきたい。握手はできないけれど写真とか一緒に撮らせてもらえれば」と呼びかけた。

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