「長崎街道 中里ふれあい公園」完成 複合遊具や展望広場など整備 こいのぼり約100匹もお目見え

約100匹のこいのぼりが子どもたちを出迎えている中里ふれあい公園=長崎市中里町

 長崎市中里町に「長崎街道 中里ふれあい公園」が完成。「こどもの日」を前に、地元自治会が地域から集めたこいのぼり約100匹もお目見えし、子どもたちを歓迎している。
 市が地元の要望を受けて2015年度から整備を進め、昨年末に完成した。約5800平方メートルの敷地に複合遊具やブランコ、バスケットゴール、東屋、トイレ、駐車場(約10台)などを設置。車いすで上れるスロープ付きの展望広場もある。取り付け道路などを含めた総事業費は約2億円。
 公園の名称は、近くの古賀小児童が複数提案し、住民らの投票などで決定。公園の周囲に河津桜の苗も植えた。中里町自治会長の本田省三さん(77)は「子どもたちが遊ぶ姿を見ていると癒やされる。お年寄りの散歩にも利用してほしい」と呼び掛けている。

 


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