イ軍・ビーバーが13K 開幕4戦48Kはメジャータイ記録

【インディアンス6-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

昨季のサイ・ヤング賞投手、シェーン・ビーバー(インディアンス)がメジャーの歴史に名を刻んだ。今季好調のレッズ打線を相手に8回104球を投げたビーバーは被安打6、奪三振13、与四球2、失点3の力投を披露。チームは6対3でレッズを破り、ビーバーには今季2勝目(1敗)が記録された。開幕からの4登板で合計48奪三振は1978年のノーラン・ライアンと並ぶメジャータイ記録となっている。

ビーバーは今季登板した4試合すべてで11個以上の三振を奪っており、開幕から4先発連続2ケタ奪三振は1893年以降では初となる快挙。開幕4戦で48奪三振というライアンのメジャー記録にも並び、球団史上初めて6先発連続2ケタ奪三振(昨年9月から継続中)を達成した。特に6つのアウトをすべて三振で奪った7回裏と8回裏のピッチングは圧巻だった。

インディアンスは初回にホゼ・ラミレスが4号ソロ、4回表にロベルト・ペレスが3号3ランを放って4点をリードし、ビーバーを援護。5回裏にジョーイ・ボットーのタイムリー二塁打で2点を返されたが、7回表にジョーダン・ループロウが4号2ランを放ち、再びリードを広げた。8回裏にタイラー・ネークインの6号ソロで3点差とされたものの、9回裏はクローザーのエマニュエル・クラーセが無失点に抑えて6対3で逃げ切り。エースの力投もあり、レッズ3連戦の被スイープを回避した。

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