マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソンは、欧州スーパーリーグに言及した。
欧州スーパーリーグ創設が正式発表!プレミア“ビッグ6”ら12クラブが合意
欧州スーパーリーグはUEFAチャンピオンズリーグに対抗するものとして提唱され、ヨーロッパの20クラブで2グループに分かれて争う方針。マンUを含めたプレミアリーグ“ビッグ6”が参加に合意し実現すればヨーロッパサッカー界に大きな影響を与える中、ファーガソンはファンはCLを愛しておりサッカー史から遠ざかっていると警鐘を鳴らした。
「マンUでCL決勝を4度戦ったが、いつだって特別な夜だった。スーパーリーグは70年にわたる欧州サッカー史を終わらせるものだ。60年代に選手としてプレーしていた時も、アバディーンでカップウィナーズカップを制覇した時も、スコットランドの小さな地方クラブにとってはエベレストを登るようなものだった。マンUがどこまで関与しているかは、このプロセスに参加していないから分からない」。
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また元マンUのギャリー・ネビル氏は、『Skysports』でバーンリー戦の解説を中断する程スーパーリーグ構想に激怒。古巣をはじめ合意した“ビッグ6”を批判した。「コロナウイルスで経済危機の最中、こんな提案を持ち出すなんて絶対にスキャンダルだと思う。マンUをはじめ、プレミアの他のクラブに反して署名した“ビッグ6”は恥を知るべきだ。試合に集中できない…。6チームは全員減点すべきだ!」。