尾木ママ 「全て後追い後追い」 TV出続ける吉村大阪府知事に苦言

尾木直樹(左)と吉村大阪府知事

大阪府・吉村洋文知事(45)は19日、新型コロナ感染拡大での医療体制が危機的な状況にあるとして政府に昨年4月、今年1月に次ぐ3度目の緊急事態宣言の発令を要請した。

大阪府は2月末に発令されていた緊急事態宣言を感染者が減少してきたことから当初の予定を前倒しして解除。しかし、3月下旬に感染者が急増。今月5日から新たにまん延防止等重点措置が適用されるも、18日には過去最多の1220人の新規感染者が確認された。

感染拡大を受け、ネットでは吉村氏の連日のテレビ出演に対する批判が殺到。「テレビに出てる場合か」「ほんとテレビ好きだな」との声が上がっていた。

教育評論家の〝尾木ママ〟こと尾木直樹氏(74)はこの日、「大阪のドタバタ劇!?!?」と題したブログを更新。今回の緊急事態宣言要請に対して「結果論で悪いですが」としつつ「何をドタバタしているの。連日のTV番組出演で熱心に語っている割には全てにおいて【後追い、後追い】の連発。いくら何でも大阪のみなさんは良くぞついていかれますね!」とチクリ。

続けて「感染防止策の基本は【先手 先手】先手必勝なんですが――」とした上で「地道に成果上げている首長さんをもっと紹介することが大切ではないでしょうか? 国民的我慢にも次第に限界、怒りに転嫁し始めていることを肌で感じる尾木ママです――」とつづった。

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