東京五輪の男子サッカー(7月22日開幕)の1次リーグ組み合わせ抽選会が21日にスイスで開かれ、開催国の森保ジャパンはフランス、メキシコ、南アフリカと同じA組に入り“死の組”となってしまった。
7大会連続11回目の出場となる日本は、A代表が2018年ロシアW杯を制している欧州の強豪フランス(6大会ぶり13回目)、U―23世代が2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得している北中米カリブ海予選王者のメキシコ(3大会連続12回目)、アフリカで急成長している南アフリカ(2大会連続3回目)と同組となった。組み合わせは以下のとおり。
A組 日本、メキシコ、南アフリカ、フランス
B組 韓国、ホンジュラス、ニュージーランド、ルーマニア
C組 アルゼンチン、スペイン、エジプト、オーストラリア
D組 ブラジル、ドイツ、コートジボワール、サウジアラビア
組み合わせ抽選は出場16チームを過去5大会の成績をもとにしたランクで4つのポットに分類しており、日本は第1ポットに入っていた。同じポットや同じ大陸のチームとは同組にならない決まりがあり、日本は考えうるかぎり“最悪”に近い抽選結果となってしまった。
U―24日本代表は6月5日、同12日、7月12日に国際親善試合(対戦相手は未定)、同17日にU―24スペイン代表との壮行試合を経て、同22日に東京五輪1次リーグ初戦に臨む。