サッカー東京五輪ポッド分けを発表 メキシコ、エジプト、フランスと同組なら「死の組」

森保一監督

国際サッカー連盟(FIFA)は16日、東京五輪サッカー男女の組み合わせ抽選(21日)のポッド分けを発表した。

開催国の日本が入る男子の第1ポッドはブラジル、アルゼンチン、韓国が入った。第2ポッドにはメキシコ、ドイツ、ホンジュラス、スペイン、第3ポッドはエジプト、ニュージーランド、コートジボワール、南アフリカ、第4ポッドにはオーストラリア、サウジアラビア、フランス、ルーマニアが入った。

同ポッドのチームは別組に振り分けられるため、1次リーグでは対戦しない。同じ大陸のチームとも同組にならない。第4ポッドではオーストラリアとサウジアラビアのアジア代表の2チームが入ったため、日本は欧州代表のフランスかルーマニアと同組となる。さらに第2ポッドで欧州代表のドイツ、スペインとは同組にならないため、メキシコかホンジュラスと対戦することになる。

日本にとって「死の組」となる最悪な組み合わせはメキシコ、エジプト、フランスだろう。2012年ロンドン五輪金メダルのメキシコはMFエドソン・アルバレス(23=アヤックス)らタレントが豊富で、エジプトはオーバーエージ枠でFWモハメド・サラー(28=リバプール)の参戦が濃厚だ。フランスはエースのFWキリアン・エムバペ(22=パリ・サンジェルマン)の不参加が濃厚だが、DFダヨ・ウパメカノ(22=ラウプチヒ)ら好選手が揃っている。

12か国で争う女子では、なでしこジャパンの第1ポッドに米国、オランダが入り、第2ポッドはスウェーデン、英国、ブラジル、第3ポッドはカナダ。オーストラリア、中国、第4ポッドはニュージーランド、チリ、ザンビアが入った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社