巨人・岡本和が10日ぶり豪快2号 不振の主砲が続けるルーティンとは

すくい上げて2号アーチをかけた岡本和

巨人・岡本和真内野手(24)に久々の一発が飛び出した。

21日の阪神戦(東京ドーム)で2点を追う2回、先頭の岡本和は相手先発・青柳の低めボール球143キロツーシームをうまくすくい上げた。

グングン伸びたボールは左中間スタンドに飛び込む2号ソロ。11日の広島戦(マツダ)第1打席以来、10日ぶりの快音にも、ビハインドの状況とあって岡本和は表情を崩さずダイヤモンドを一周した。

不調に陥っていた主砲だが、連日の早出練習では三塁守備の特守を欠かしていない。今季の目標を「ゴールデングラブ」に定めると「(守備で)リズム作っていけますし、ピッチャーの方も守ってもらえたら、安心して投げられる。僕自身もリズム良くなるというのもあるので、そこからバッティングつながってくるのかなと」と話していた。

前夜は虎クリーンアップに5本塁打を浴び完敗した巨人。昨季2冠王の復活弾でG打線が勢いを取り戻せるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社