大谷が「最速」の5号アーチ放つもエンゼルス逆転負け

【レンジャーズ7-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスはマイク・トラウト、大谷翔平、ジャスティン・アップトンに本塁打が出て7回終了時点で3対1と2点をリードしていたものの、リリーフ陣が終盤2イニングで6点を失い、逆転負け。9回裏にこの試合チーム4本目となるホゼ・イグレシアスの1号ソロが飛び出したが、6安打のレンジャーズを上回る10安打を放ちながらも、得点はソロ本塁打4本による4点だけと効率の悪い攻撃も目立った。

レンジャーズは2点ビハインドの8回表に一死1・2塁のチャンスを迎え、アドリス・ガルシア(元巨人)の3号3ラン、ネイト・ロウの5号ソロと2者連続アーチで逆転に成功。9回表には押し出し四球とボークにより2点を追加した。レンジャーズの2者連続アーチは今季2度目。ただし、ビジターの試合に限ると2019年7月19日(現地時間)のアストロズ戦でルーグネッド・オドーア(現ヤンキース)とアズドゥルバル・カブレラ(現ダイヤモンドバックス)が記録して以来である。

「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、初回の第1打席で見逃し三振に倒れたものの、3回裏の第2打席でリードを2点に広げる5号ソロ。ベースを17.3秒で1周し、これはフェンスを越えた本塁打では今季メジャー最速となった。5回裏の第3打席は見逃し三振、7回裏の第4打席は死球でこの試合は3打数1安打1打点。今季の打率は.310、OPSは1.044となっている。

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