尾木ママが小池都知事らを糾弾 緊急事態宣言後の教育方針に「無責任すぎます、意味がわからない」

尾木直樹氏

緊急事態宣言後の政府、東京都の教育方針について「無責任すぎます!」と“尾木ママ”が激怒した。

大阪、東京などを対象に週明け25日から緊急事態宣言が発出される流れになった。飲食店やイベント開催などにより強い制限がかかる。学校など子供たちの教育に関して、大阪では基本的にオンラインで学習支援を行う方針。一方、東京は都立高校に関して、授業は行うが部活動は中止にする見込みだという。なぜかオンラインを利用する案は上がっていない。

この東京都のやり方に怒ったのが、教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏(74)だ。尾木氏は22日のフジテレビ系ワイドショー「めざまし8」でこう発言した。

「去年の3月にWHOが指針を出しているんですよ、“オンラインを整備せよ”と。1年以上たったんですよ。何をやってたんだ?と。無責任すぎます。意味がわからないですよ」

また尾木氏は、全国に万単位でいる基礎疾患を抱え自主休校している子供たちに「学びを保証しなきゃいけないでしょ。それをこぼしたまんまなんて、国として許されない! 自治体ももちろんダメ!」と、厳しく糾弾した。

一方、部活動の中止には「安全な部活もあるのに、工夫がない」とあきれる。

小池百合子都知事や都の担当者はこの声をどう聞くのだろうか?

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