関東から西は晴天多い 沖縄・奄美は5月上旬にかけて低温 気象庁1か月予報

気象庁は22日(木)、向こう1か月(4/24~5/23)の天候の見通しを発表した。東日本の太平洋側と西日本は高気圧に覆われやすく、晴れの日が多くなる見込み。向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多くなりそうだ。沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすく、向こう1か月の気温は平年並みか低い見込み。

 1週目(4/24~30) 東・西日本の天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多い見込み。気温は沖縄・奄美で低温傾向だが、北・東・西日本は平年並みとなりそうだ。  2週目(5/1~7) 東日本の太平洋側と西日本は、高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れの日が多い見通し。気温は沖縄・奄美で低温が予想され、東・西日本でも低温傾向となりそうだ。   3~4週目(5/8~21) 気温は、北・東・西日本で高温傾向が見込まれるが、沖縄・奄美はほぼ平年並みとなりそうだ。  全国で平年と同様の天候が見込まれ、沖縄・奄美は曇りや雨の日が多くなる見通し。 ■参考「平年の梅雨入り」  沖縄(5月9日ごろ) 奄美(5月11日ごろ)

沖縄に「低温に関する早期天候情報」

 沖縄地方の気温は向こう2週間、寒気の影響を受けやすく、平年並みか平年より低くなりそうだ。特に、28日(水)ごろからの5日間ほどは、かなり低くなる可能性がある。このため、沖縄気象台は「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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