欧州SLの大スポンサー・JPモルガンが撤退! 5200億円出資は白紙へ

欧州SLに続々「NO」(ロイター)

ついに巨大スポンサーが〝白旗宣言〟だ。欧州スーパーリーグ(ESL)のメインスポンサーの米国投資銀行「JPモルガン」が23日、ESLからの撤退を示唆した。

英放送局「スカイ・スポーツ」など複数の欧州メディアは「この取引がサッカー界にどのように見られ、将来どのような影響を与えるかについて、我々は判断を間違った。教訓になる」との同社公式声明を伝えた。

JPモルガンはESL創設に当たり、40億ユーロ(約5200億円)を出資すると報じられていた。

すでにレアル・マドリードとバルセロナ(ともにスペイン)以外のクラブは撤退を表明しており、実現は厳しい見通しとなっていたが、中心的な役割を担うRマドリードのフロンティーノ・ペレス会長はESL実現の姿勢を変えていない。ただ〝後ろ盾〟をも失ってしまっては、強気の姿勢を貫くのは難しい。ペレス会長に次の一手はあるのか。

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