東京五輪に出場するＵ―２４ブラジル代表のアンドレ・ジャルディン監督が、オーバーエージ（ＯＡ）でＡ代表のエースであるＦＷネイマール（２９＝パリ・サンジェルマン）招集を希望した。
ブラジルメディア「グローボ」によると、指揮官は「可能な限り最強のチームのつくるなら、ネイマールはメインプレーヤーだ。おそらくキャリアのピークにもあるし、我々にとって、クオリティーの大幅な向上になる」とコメント。母国開催の２０１６年リオデジャネイロ五輪では、自らＯＡを志願して当時所属のバルセロナの許可を得て金メダル獲得に貢献して国民のヒーローとなった。
しかし、今回は７月１１日開幕の南米選手権も控えており、Ａ代表を優先するのが自然。たとえ五輪にシフトしたとしても所属クラブに派遣義務はなく、パリＳＧがわざわざ東京行きにゴーサインを出す可能性は低い。あとは前回のように本人の意思も関わってきそうだが、２大会連続の金メダルは本人にとってどこまでモチベーションになるのか。
