市民参加舞台「ながさきのたね」 出演者募集 5月 応募者全員オーディション

 長崎市は12月25、26日に同市茂里町の長崎ブリックホールで開く市民参加舞台「ながさきのたね」の出演者を募集している。5月22、23日、同ホールで応募者全員を対象としたオーディションを開き、キャストを選ぶ。
 作品は同ホール開館20周年プロジェクトとして2018年に着手。台本や劇中の音楽を作る市民講座を複数回開き、準備を進めてきた。昨年12月に公演を開く予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となり、改めて今年開くことになった。
 構成・演出を担当する同市の劇作家、福田修志さん(46)は「新型コロナ禍で人同士の出会いや感情の共有が難しくなっている。だからこそ、みんなで集まって何かを作る機会を大切にしたい」と話している。
 今回、オーディションで選ぶ出演者は演劇、ダンス、歌の3部門約70人。応募資格は小学3年生以上で、同市に在住か通勤・通学している人、同市内で文化活動を行っている人。
 応募は同ホールなど市内の公共施設や、ホームページ「ながさき文化のひろば」(https://nagasaki-bunka.jp)から入手できる所定の用紙に必要事項を記入し、〒852-8104、長崎市茂里町2の38、市文化振興課に郵送か持参する。メールの場合は同課のアドレスbun_shin@city.nagasaki.lg.jpまで。5月7日必着。
 問い合わせは同課(電095.842.3782)。

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