記録ずくめ! エンゼルス・大谷1072日ぶり白星はMLBの歴史を塗り変える一戦に

記録ずくめの勝利となった大谷(ロイター=USA TODAY)

エンゼルス・大谷翔平投手(26)は26日(日本時間27日)に敵地テキサス州アーリントンで行われたレンジャーズ戦で2018年5月20日のレイズ戦以来、1072日ぶりとなる今季初勝利をマークした。本塁打トップの選手が先発登板するのは1921年6月13年のヤンキースのベーブ・ルース以来、100年ぶりという快挙が大注目されるが、記録はそれだけではない。

大谷はこの日がエンゼルスで15試合目の登板となったが、日本ハムで85試合に登板しており、この日で日米通算100登板となった。

「2番・投手」のリアル二刀流で出場した大谷は3得点をマークした。ア・リーグの投手が3得点したのは米大リーグ(MLB)公式サイトによると、ツインズのジム・ペリーが71年5月1日のレッドソックスで記録して以来、50年ぶりだ。

ア・リーグが72年にDH制を導入して以降、DHを解除して打順に入った投手が勝利投手になるのは16年6月30日のジャイアンツのバムガーナ以来、5年ぶり。アスレチックスとの交流戦に「9番・投手」で出場し、4打数1安打だった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社