【WWE】アスカがロウ女子王者・リアとの前哨戦で完敗

アスカはシェイナ・ベイズラー(右)にラリアートを見舞うも自軍は完敗を喫した(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ26日(日本時間27日)発】WWEのロウ大会が配信され“女帝”こと前ロウ王者のアスカ(39=華名)が、王者トリオとの6人タッグ戦で完敗を喫した。

祭典「レッスルマニア37」で超新星リア・リプリー(24)に敗れて王座から転落したアスカは、ナオミ(33)、最弱女子ラナ(35)と組んでリア、WWE女子タッグ王者のナイア・ジャックス(36)、シェイナ・ベイズラー(40)組と激突。先週大会で女王様ことシャーロット・フレアー(34)に勝ったアスカにとっては、次回PPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」での王座奪還に向けた重要な前哨戦だ。

アスカはリアにニーリフト、ハイキックを見舞い先制する。だが3分過ぎにナイアと遺恨のあるマンディ・ローズ(30)、デイナ・ブルック(32)組が乱入。場外でシェイナにバケツの水をぶちまけ、追いかけてきたナイアがまたもや足を滑らせて転倒する始末…。マンディ組は高笑いしてさっさと引き揚げた。

これで王者トリオの歯車が狂うも、リアが試合を立て直してラナにリップタイド(変型バスター)を決める。すぐさま代わったナイアがギロチンドロップを決めて、王者トリオが完勝を決めた。

勝負が決まった瞬間、アスカは場外でダウンする醜態をさらしてしまっった。シャーロットはこの日、無期限出場停止処分を解かれたため、アスカとリアの間に入ってくることは必至。女帝の巻き返しは急務となってきた。

「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間5月17日、WWEネットワークで配信される。

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