韓国で東京五輪関連株への投資過熱…おススメは「電通、博報堂」だとか

韓国で東京五輪関連株への投資が過熱している。

日本だけでなく韓国でも東京五輪の開催に対しては悲観論が広まっているが、その一方で同国の投資家は五輪開催を見込んで関連株への投資が盛んなようだ。

韓国メディア「イートゥデー」は、同国の大手証券会社であるNH証券のパク・ジュソン研究員の解説を掲載。「観客の来場がどうなるかは不確実な状況だが、中止せず大会は行われるものと期待する」との見立てをしたうえで「過去の五輪と異なる点は試合が行われる時間に外ではなく、自宅に滞在して中継を視聴する割合が高いと予想されることだ」と指摘した。

そのうえで具体的にオススメの株を紹介。真っ先に挙げたのは「広告業である電通、博報堂だ」と同研究員。東京五輪の開催によって巨額なスポンサー収入が見込めることに関連して、大会に関係する広告代理店の大手を指名したようだ。

そして「コンビニ業界のセブンイレブン、ローソン、家電小売のヤマダホールディングスとビックカメラ、スポーツ用品のアシックス、ミズノなどが開催時期に合わせて、投資家の関心が拡大する」と高く評価した。

韓国で猛プッシュされている五輪関連銘柄が〝爆上げ〟なるか注目が集まりそうだ。

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