名物そば健在 長沢茶屋が営業再開

 新型コロナウイルスの影響などで昨年12月から休業していた妙高市の長沢茶屋が営業を再開した。当面は金、土、日曜の午前11時から午後2時まで営業する。

 店は山あいにあり、長野県境の近く。NPO法人いきいき・長沢が指定管理者として運営する。そば=写真=が名物で、オヤマボクチ(ヤマゴボウ)の葉の繊維をつなぎに使っている。

 再開日となった23日に来店した妙高市の女性(70)は「ツルツルしていてコシが強い。天ぷらも揚げ方が上手で、おいしかった」と話した。

 同法人の樗沢秀久理事長は「(長沢そばは)地元のものを使い、地元の人が打っている。伝統の味を伝えていきたい」と話していた。

© 株式会社上越タイムス社