【新型コロナ】川崎で80代女性死亡、10歳未満~80代の76人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は1日、クラスター(感染者集団)が発生していた宮前区の通所介護施設を利用していた80代女性が死亡したと発表した。新たに感染が確認されたのは10歳未満~80代の男女76人で、49人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計155人、感染者は1万563人となった。

 市によると、死亡した女性は計50人の感染者が出ていた施設の利用者で、4月10日に発熱、救急搬送され陽性と判明。入院していたが24日に死亡した。

 新たに感染が確認されたのは中等症4人、軽症66人、無症状6人。年代別では30.40代が各16人、50代13人、20代11人、10代10人、60代5人、70代3人、10歳未満と80代が各1人。居住地別では川崎区が17人と最多。高津区13人、中原・多摩区が各10人、横浜市7人、宮前区6人、麻生区、東京都が各4人、幸区、藤沢市が各2人、茅ケ崎市1人。

 感染経路が分かっている人のうち、家庭内感染は15人、陽性者の接触者は12人だった。

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