散策イベントや天体観察 予約受け付け中 雲仙諏訪の池ビジターセンター

星空観察会で用いる九州最大級の屈折式望遠鏡=雲仙諏訪の池ビジターセンター

 長崎県雲仙市小浜町にある環境省の自然体験学習施設「雲仙諏訪の池ビジターセンター」は、4月に管理運営者が変わり、同市や同省でつくる協議会が従来通り活動を継続している。5月の大型連休中も新型コロナ感染防止策を講じながら、季節の植物などを探す散策イベントや天体観察会の予約を受け付けている。
 同センターは一般財団法人休暇村協会(東京)が運営委託を受けていたが、今年3月末で撤退したため、4月からは市や同省が「雲仙諏訪の池ビジターセンター等管理運営協議会」を設立し、運営している。
 同センターでは、大型天体望遠鏡を用いた「星空観察会」を毎週土曜午後7時半~9時に、季節の花や昆虫を探す「諏訪の池で散歩」を毎週土、日曜の午前10時~午後3時に開催。5月は連休に合わせ、星空観察会を4日まで、諏訪の池で散歩を5日まで(3日を除く)開いている。
 両イベントとも新型コロナ禍で参加人数を制限して実施。悪天候の場合は中止する。前日午後5時までに予約が必要。問い合わせは同センター(電0957.76.5010)。

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