カーショウが今季3敗目 自己最短の1回4失点で降板

【ドジャース1-7カブス】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@リグリー・フィールド

ドジャースは先発のクレイトン・カーショウが自己最短となる1イニングを投げただけで降板し、カブスに1対7で完敗を喫した。カーショウは初回先頭のウィルソン・コントレラスを空振り三振に仕留めたあと、6者連続で出塁を許して4失点。初回を投げ終えるのに要した39球は自己最多であり、この回限りでマウンドを降りた。カーショウは「恥ずかしい。言い訳はない。ダブルヘッダーなのにチームを苦しい立場に追いやってしまった」と自身の登板を振り返った。

1回4失点で降板したカーショウ。これまでのキャリアでは2010年5月4日(現地時間)のブリュワーズ戦に先発して1.1イニングで降板したのが自己最短であり、今日の登板は自己最短イニングとなった。また、カーショウが初回に4点以上を奪われるのはキャリア2度目。2008年8月28日(現地時間)のナショナルズ戦以来13年ぶりの屈辱となった。カーショウはデーブ・ロバーツ監督と長い話し合いを行ったあと、1イニングを投げただけで降板した。

1回裏のカブスの攻撃は先頭のコントレラスが空振り三振に倒れたあと、クリス・ブライアントが二塁打を放ち、アンソニー・リゾーのタイムリーで1点を先制。四球とヒットで一死満塁とチャンスが広がり、デービッド・ボーティが高めに浮いた速球を捉えてフェンス直撃の3点タイムリー二塁打を放った。カーショウは次打者に四球を与えたあと、後続2人を抑えたが、今のドジャース打線に4点のビハインドをひっくり返すだけの元気はなく、1対7で完敗。7回表に代打キーバート・ルイーズの1号ソロで1点を返すのが精一杯だった。

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