フロリダ開幕のブルージェイズ 6月からバッファローが本拠地に

日本時間5月6日、ブルージェイズは6月1日(現地時間)から球団傘下AAA級バッファロー・バイソンズの本拠地であるセーレン・フィールドを本拠地として使用することを発表した。ブルージェイズは昨季もセーレン・フィールドを本拠地としていたが、今季はフロリダ州ダニーデンのTDボールパークを本拠地としてシーズンをスタート。セーレン・フィールドではメジャーリーグの公式戦を有観客で開催するためにリノベーションが行われていた。

ブルージェイズが本来の本拠地であるトロントのロジャース・センターでの公式戦開催を目指していることは変わらないが、トロントへの復帰の前にダニーデンからバッファローへの移動を挟むことになった。セーレン・フィールドではブルペンをフィールド内から外野フェンスの外へ移動させたり、クラブハウスの施設を改良したり、LEDの照明を交換したりといったリノベーションを実施。昨季よりも快適な環境で公式戦が開催できるようになった。

セーレン・フィールドでは地域のガイドラインに従い、観客数がキャパシティの24%に制限される。ブルージェイズ公式サイトのスケジュール欄によると、6月1~2日(現地時間)のマーリンズ2連戦からセーレン・フィールドでのホームゲームがスタートし、現時点では前半戦最後のホームゲームである7月2~4日(現地時間)のレイズ3連戦までセーレン・フィールドを本拠地とすることが決定しているようだ。

ブルージェイズは昨季のホームゲーム30試合のうち26試合をセーレン・フィールドで開催し、17勝9敗(勝率.654)の好成績をマーク。今季は日本時間5月5日終了時点で14勝14敗の地区4位となっているが、昨季好成績を残したセーレン・フィールドに移ることで白星を増やしていくことができるかもしれない。なお、TDボールパークでも7勝4敗(勝率.636)をマークしており、ホームゲームでの強さは今季も健在である。

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